忍者ブログ

猫里親募集ブログ

地域猫や愛護センター、保健所に収容される猫、捨て猫など保護猫に関すること、預かりボランティアのことを中心にねこ情報を発信しています。

記事一覧

[PR]

  • 投稿 2025/04/30
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

本家本元、子猫ジルのちゅくちゅくはやっぱり可愛い

猫の離乳の時期は?

自然界では母猫の母乳で子猫は育ちます。
通常は生後6週目までおっぱいを与えます。

6週目になった頃、母猫は狩りを教え、それが食べ物であると認識させます。
7週目頃には乳歯が生え揃い、体重は600~700gになります。

お外の猫さんが餌場に子猫を連れてくるようになるのもこのくらいの時期からではないでしょうか?

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

さて、いつ子猫は完全に離乳(卒乳)するかというと、まったくの自然界のことは正確にはわかりませんが、いわゆるご飯を人間にもらっている猫については、

母猫による

と言えるのではないかと思ってます。
まぁ、生後6週目まで母乳をしっかり飲んでいればその後ご飯を自分で消化吸収するだけの体までには成長しているとは思いますが。

つい最近ですが、知り合いのボラさんがTNRの現場で二組の母猫と子猫を保護しました。
母猫は姉妹でまだ生後1年にも満たない若いママでした。

1匹のママは出産直後に保護、もう1匹は捕獲器に入って獣医さんに運んだ直後に病院で出産したそうです。

ママ猫2匹も人馴れしていたし若いので餌やりさんの要望もあって里親募集をすることにしました。

せっかく母猫がいるのでママたちに育児を任せたのです。

ところがそのママ猫2匹はまったく性格が異なりました。
1匹の三毛ちゃんは母性本能豊かで、しっかり授乳し体を舐め、ずっと抱えていました。
もう1匹の黒白ちゃんは、おっぱいだけあげるとスタスタと2段ケージの上部に行ってしまったそうです。

子猫は全部で7匹。
結局三毛ママが姉妹猫の子供の面倒もしっかりみたのです。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

また、子猫に乳歯が生えてくるとおっぱいを吸われると痛いので、それが離乳の合図にもなるのでしょうが、早々に子猫を遠ざける猫もいれば、
もう大きくなったんだからおっぱい要らないでしょ、というほどになっても請われるままにおっぱいを吸わせる猫もいます。

以前私が里親として迎えた子は生後4ヶ月になろうという時期でしたが、里子に出る前日まで乳母猫さんのおっぱいをちゅくちゅくしていたそうです。
1.4kgありましたが・・・。

預かり猫のジルちゃんですが、彼女はへその緒を付いた状態で保護されました。
ママ猫のおっぱいを吸ったことがあるのかないのか・・・。

でも、こんな仕草を目撃しましたよ。



モーモーママが「ちゅくちゅくミルク大好きっ子よ」
といっていた通りでした。

我が家ではしっかり食べてお水もゴックゴクだったのでフードオンリーでお世話していました。
でも、ほんとはもうちょっとミルク飲みたかったのかな?

ショウユ&ジル、トライアルにお出かけしました。


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪
PR

実は狩りの名手?縞々子猫のショウユ姫【トム猫の雑なお世話動画】

いつもワタワタぴょこぴょこ走り回っているジルの影に隠れて控えめなショウユちゃん。
でも、彼女もまだまだ遊びたい盛りの子猫です。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

カーテンに飛び乗りねこじゃらしに勢い良く飛び掛ります。
なかなかの運動能力の持ち主。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

イエネコの祖先であるといわれているリビアヤマネコは一様に短毛で縞模様だったそうです。
野生で生き残るためには目立たない色や縦縞模様でカモフラージュする必要があったからです。

ショウユちゃんはスレンダーな体に長い四肢で、まさに小さなハンターというかんじです。
きれいな猫さん、という形容がぴったりです。

漆黒の肉球は美味しそう艶やかで触り心地も最高ですよ。


東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫


天真爛漫無鉄砲娘のジルに比べて3週間位お姉さんなので警戒心も芽生えてきているのか、大人猫との間合いの取り方もできるようなので、トム氏ともちょっと距離がありました。
ジルは相手のふところにドーンと飛び込んでいくので。

週齢の違いなのか、それとも黒白猫の特徴なのか・・・モーモーママと話したところ、
もって生まれた性格なのでは・・・(^^;) という結論に。。。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

まぁ、そんな対照的な2匹ですが今はまだ体格的にショウユちゃんの方が大きいので、困った妹分を上手に相手してあげています。

でも、ショウユだって甘えたい。
目が合うと「みゃー・・・みゃー・・・」と小さな声で鳴くこともあります。
案外おしゃべり猫さんのようです。


2匹の子猫と大人猫トムの戯れ時間の動画です。


気持ち良さそうなショウユちゃんの顔がたまりません♪


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

猫が爪とぎをする理由【動画 爪とぎ練習を見守るトム】

ショウユとジルの子猫コンビ、しっかり爪とぎもするようになりました。
といってもまだぎこちないですが・・・。

特にジルは必死になり過ぎてバランスを崩してコロリン、ということもしばしば。

 東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

猫が爪とぎをする理由はずばり爪を尖らせておくためです。
尖った爪で獲物をがっちり押さえ込むことによって、牙で的確に獲物の急所を突くことができるのです。

でも!猫はそんなことを考えて爪を一生懸命砥いでいるわけではないようです。
ただ本能として「爪をとぎたくなる気分」になるのです。

それはどんな時かというと、ごはんを食べ終わって満足した後や大ハッスルして走り回っているとき、ようするにやる気スイッチが入ったときです。

そういう気分になることによって必然的に表面の古い爪がはがれて中からシャキーンと尖った新しい爪が登場します。

自然界で暮らす猫にとってこの尖った爪は必要なものですが、一緒に暮らす人間はたまったものじゃありません。
家具はボロボロになるし、何より痛いです><


人間と一緒に暮らす猫は狩をする必要がないので、ここはお互いの平和のために爪切りに慣れていただくことが重要なのですが、
せっかく爪を切ったあとにバリョバリョされてまたまたシャキーン・・・。

ま、本能ですからね。
止めさせるわけにはいきません。


東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

余談ですが、家具が傷んでも人間が傷ついても良いから自然のままの姿(この場合は爪)でいていいよ、という寛容な飼い主さんもいるかと思いますが、
ちょっと違う見方から。

猫もシニアになると爪をとがなくなります
自然界ではもう狩をする必要がなくなるのでしょうか(死を意味しますね)
やる気スイッチが入らなくなるのかもしれません。

猫の爪は内側に大きくカーブしています。
獲物をガッチリ押さえ込むためです。

これをそのまま放っておくと自分の肉球に刺さってしまいます。
このような理由からも、なるべく小さなうちから爪切りに慣らしておきましょうね。


さて、預かりチビちゃんたちですが、ダンボール製の爪とぎも使いますが、今はキャットタワーの麻縄を巻いた場所がお気に入りのようです。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

猫によって好きな素材が違うので、それを見つけることが家具を傷めない近道(?)かな・・・。


元気娘のジルちゃんの慌しい爪とぎ練習風景の動画です↓



トムは案外イクメンなのです。。。


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

預かりっ子が来るたびに「猫の個性」を考えさせられる仮母

現在、私にとって「うちの子」と呼べる猫たちは5匹です。
4匹は天使猫になっています。

多いかな?少ないかな?

アニサポで預かりを始めて7ヶ月が経ちました。
休憩期間はありましたが、以前にも携わっていた猫ボラさんの預かりを含めると…。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫  


私はどちらかというと子猫ちゃんでも生後3ヶ月くらいから中猫、若猫といわれる月齢から預かることがほとんどだったので、慣れてきたら室内フリーでお世話しています。

おっとりした子、やんちゃな子、慎重派、ちょっとお間抜けな子、
みんなそれぞれ個性があって毎日がとても楽しいです。


生後2ヶ月目に入る頃には、運動能力や性格がかなりはっきりしてきます。
室内をくまなく探検する子や、興味の対象を見つけるとひたすら狙う子もいて、
物の配置に気を配らなくてはならない時期に突入です。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

以前、不用意にベッドヘッドの棚にハサミを置いてしまって、寝ていたらスコーンと落とされて肝を冷やした経験があります><
これは我が愛猫の話ですが。


子猫の頃から独立独歩の子もいますし、きょうだいの姿が見えなくなると鳴いて呼ぶ子もいます。
人間の膝の上や肩に上るのが大好きな子もいます。


どんな子でも家族となればかけがいの無い存在であることは確かだし、可愛いです。
でも、自分のライフスタイルなどを考えて、伴侶である猫を選ぶことも大切だと思うのです。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫


いつもにゃんにゃん足元にまとわりついて、腰掛ければぴょんと膝に乗ってくるような甘えん坊にはお留守番の多いおうちはちょっと可哀相です。


猫が苦手な猫さんもいます。
そういう子には、1匹飼いでのんびり猫ライフを送ってもらいたいと願います。

ただ、里子に行ってから保護宅にいたときと態度が豹変する子もいます。
もちろん良いほうへ。

大人猫さんに多いのですが、あっさりサバサバ、僕にかまうなー・・・
って子がベタベタ甘えん坊さんになったり。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

その人と猫の相性って一緒に暮らしてみなければわからないこともあるんだな、
とつくづく思います。

その空気は当事者(人と猫)が作っていくものなんでしょう。

我が家に滞在中のジルちゃんは画像の通りべったべたです。
というより、人間に全幅の信頼を寄せているかんじですよ。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫  
気を抜くとガシガシ体に登ってきます。。。


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

子猫の食餌【食欲旺盛子猫ジルの食事風景動画】

猫の体の成長は1才まで続きます。
それまでに栄養を十分摂って丈夫な体を作っておきたいですね。

子猫は生まれてすぐに母猫のお乳を探して自分から吸い付きます。
自然界ではこの段階で吸い付くことができない子は命を落としてしまいます。

どのくらい飲んでいるのか・・・母猫の母乳の量は測れませんが、体重が増えているのであれば足りているといえます。

子猫の発育は目覚しく、1日に15~20g体重が増えていきます。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

子猫の離乳食の開始時期は、乳歯が生える生後3週目くらいが目安です。
離乳期は子猫用ミルクと子猫用フードを用意します。

徐々にミルクの量を減らして行き、
通常6~8週目には子猫用フードと水だけの食事になります。

生後2ヶ月くらいまでにミルクをたっぷり飲んで育った子猫は、その後のフードの食べも良いです。
アニサポでは乳飲み子育児の上手なベテランさんがたくさんいるので、みんなすくすく成長しますよ。

ジルちゃんもモーモーママにしっかり育ててもらって食べるの大好きっ子です。
食の細い子は体調を崩したときに回復するのに時間がかかるので、ちょっとくらい食いしん坊さんがいいな、と個人的に思います。

ジルちゃんは今ふやかした子猫用フードです。パラパラとドライフードをトッピングしていますが、カリッカリッと良い音を響かせて食べています。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

お水もしっかり飲んで丈夫な体を作っています。

ジルちゃんの食べっぷりがなかなか良いので動画を撮ってみました。


数ヶ月前に預かった成美ちゃんも見事な食べっぷりだったので思わず動画を撮った記憶がありますが、彼女も黒白の女の子でした~。
やっぱり黒白猫さんは生命力が強いのでしょうか?

成美ちゃんの食べっぷりの記事は>>こちら<<


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

犬猫と人間の標準年齢換算表/子猫の毛繕い動画

猫の平均寿命はペットフードの改善や完全室内飼いによって近年伸びています。
2015年、ペットフード協会の調査によると猫の平均寿命は15.75才とのことです。

うちの猫は人間でいったら何才なのかな?

・・・と気になる飼い主さんも多いですよね。
個体差はありますが、犬猫と人の年齢換算表はこんなかんじです。


犬猫 犬猫 犬猫
1ヶ月 1才 4年 32才 13年 68才
2ヶ月 3才 5年 36才 14年 72才
3ヶ月 5才 6年 40才 15年 76才
6ヶ月 9才 7年 44才 16年 80才
9ヶ月 13才 8年 48才 17年 84才
1年 17才 9年 52才 18年 88才
1年半 20才 10年 56才 19年 92才
2年 23才 11年 60才 20年 96才
3年 28才 12年 64才


これに当てはめると、現在我が家にステイ中のショウユちゃんは5才、ジルちゃんは3才位ということになります。
まだまだ成長期、これからぐんぐん大きくなります。

猫は約1年で体の成長がほぼ止まります。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

平均的な体重は3.5~5.5㎏です。
1才を迎える頃に体重を測っておきましょう。

食事も子猫用から成猫に切り替えます。
2才になるまでに、1才のときの体重から大きく増えているようであれば食事などを見直す必要があります。
15%程度の増加であれば許容範囲といえます。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

育ち盛りの2匹ですから、体重も毎日増えています。
1週間でショウユちゃんは800gから960gへ、
ジルちゃんは680gから785gになりました。

毎日体重測定していますが、もう大人しく測らせてくれません><
眠気に襲われているときに素早くスケールに乗せます。

特に活発なジルちゃんはじっとしていてくれません。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

好奇心いっぱいで、あっちへこっちへ動き回っています。
よく食べ、よく寝てよく遊び、人にもヨジヨジ登ってくるおてんば娘です。

あまりにやんちゃなので最近ではショウユちゃんに教育的指導を受け始めています。
黒白の猫は生命力に溢れている子が多いと言われますが、
ジルちゃんもそんなかんじです。

見ていて飽きない子猫ちゃんです。

そんなジルちゃん、お気に入りの寝床で毛繕いしています。
まだまだ上手に・・・とは言えませんが可愛い動画をどうぞ。





ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

猫の社会化期にどう過ごすかが重要なポイント【子猫動画あり】

猫は基本的に多産です。
一度のお産で4匹なんてざらです。
最近もアニサポ保護の子猫、6匹兄妹ちゃんがいましたよ。


小さい子猫は可愛いです。
猫を迎える際に、なるべく小さな子猫を希望するお気持ちはよくわかります。

でも、子猫のときの過ごし方によって猫の社会性が大きく左右されるのことは知っていて欲しいと思います。

 東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

人間の手が入らない猫はどのように成長するのか?

生まれたばかりの赤ちゃん猫は目も見えなければ耳も聞こえません。
自分で体温調節もできないし排泄もできません。
母猫が温め、舐めて排泄をさせます。

生後3~4週齢になってようやく視力がはっきりしたり耳が聞こえるようになり、排泄ができるようになります。

見た目も耳が立ち、猫らしくなってきます。
この頃から兄妹とじゃれあうようになります。

2週齢~9週齢を猫の社会化期といって、このとき体験したことが猫の性格や行動に大きく影響を与えるのです。

通常母猫や兄弟猫とじゃれあうことで猫の本能である狩りの欲求を満たしたり、力加減などを学んでいきます。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫


この時期に母猫や兄弟猫と一緒にいられないとコミュニケーションをとるのが苦手だったり、警戒心が強くなったり、一緒に暮らしていく上で困ったことが起こりやすくなります。


母猫や兄弟猫が一緒にいない場合、人間が代わりに教えなければなりません。
これ、なかなか大変です。

今は天使猫になった愛猫は生後10週齢で迎えました。
2匹で生まれたのですが、1匹が成長が悪く、すぐに引き離したそうです。

体重はまだ1100gと小さかったのですが、引っ掻くわ噛むわ、飛び掛ってくるわ・・・。
なかなかの困ったボクでした。

まだ子猫だったのでなんとか修正でき、その後は母ちゃんべったりの甘えん坊、
後から迎えた子猫に対しては教育的指導のできる立派な(?)兄貴分となりました。

猫は生後半年も経つと体も大きくなってくるので、たとえ遊びのつもりでも噛まれたり爪を出されたりすると痛いです。

ジルちゃんは生まれて間もないときに1匹で保護されました。
アニサポのモーモーママにミルクで育てられました。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

今8週齢になったあたりです。
好奇心旺盛で、起きているときはぴょんぴょん跳ねているかタタターッと走り回っています。

兄妹はいっしょにいないけれど、少しお姉さんのショウユちゃんとじゃれあって社会性を学んでいます。
ショウユちゃんはつい最近まで兄妹と一緒にいたので、力加減はわかるようです。


アニサポでは、年間たくさんの猫を保護して里親様に託していますが、
体の成長だけではなく、社会性をしっかり身につけるような生活環境を作ったり、
猫も人も共にハッピーライフを送れるようサポートしています。

私も預かりとして微力ながらお手伝いができることを嬉しく思っています。
こーんな可愛い子猫の成長を間近で見ることができるのですから最高にハッピーです♪




ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

おしょうゆだけど猫だもん、縞々ラブリーお嬢さん【動画あり】

ジルちゃんと一緒に移動してきたラブリーな子猫、
仮の名は「ショウユ」ちゃんです。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫


見返り美人を狙おうと思ったのですが振り向いてくれませんでしたの(^^;)
右はジルちゃん。

アニサポ個人保護のお手伝いの調味料隊の一員なのでショウユちゃん。
他の兄弟たちはすでに良縁にめぐり会っていますがショウユちゃんはちょっと風邪っぴきだったのでいったん募集を中止していました。

お薬飲んでだいぶ体調回復してきています。
そろそろ募集再開の予定です。
ジルちゃん同様、アニサポ公式サイトをチェックしてくださいね♪

では、お顔をご覧ください。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

なかなかのべっぴんさんです。
毛色はサバトラさんかな?
今のところレッド系の色味は見当たらないです。

シルバーをベースに黒の縞模様が入っているのがサバトラです。
キジトラは茶と黒がベースになっています。

サバトラと呼ばれるのは魚の鯖に似ているからです。

正式名称(?)はシルバーマックレルタビーと言います。
マックレルは鯖、タビーは縞(正確には被毛に有色の模様が入った状態)です。
そのまんまやないかいっ!・・・ってかんじですね。

実はこのサバトラは日本では戦後になって増えてきたらしく、キジトラに比べてまだ比較的少数派だそうです。
今後は増えていくかもしれませんね。

シルバーに黒といったらアメショーを思い浮かべると思いますが、
こちらはシルバークラシックタビーと呼びます。

サバトラのように明瞭な縞模様ではなく不規則です。
脇に現れる渦巻き模様はブルズ・アイ(牛の目)やオイスターと呼ばれています。


さて、2匹仲良しで寝ている時以外はじゃれあっています。
見ていると一回り体の小さい(月齢も)ジルちゃんの方が優勢に感じるのですが、
どうやらショウユちゃんはそれなりに手加減をしてあげているようです。

ねこじゃらしで本能を呼び起こしてみたら・・・



ショウユちゃんの勢いにタジタジのジルちゃんでした。


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

子猫ねこねこ、おチビちゃんがやってきたー♪

日曜日はアニサポ犬猫の定例譲渡会ありがとうございました。

お天気も良く、たくさんの来場者の方々に足を運んでいただき大盛況でした。
幸せゲットの猫ちゃんたちで溢れているアニサポです。

さて、トム君トライアルにお出かけ中で預かり猫のいなくなっていたkurun家ですが、
2匹のおチビちゃんがやってきました。

まずは黒白にゃんこのジルちゃん。
乳飲みからモーモーママに育てられた元気いっぱいおてんば娘です。

モーモーママのブログ→モーモー屋

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

現在の体重は700g前後です。
まんぷく~・・・で700超えて
う○ちして700切って~・・・という感じです。

お薬服用中なので保育園にいましたが、体調整ったら里親様募集になりますので
アニサポ公式サイトをチェックしてくださいね♪

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

ジルちゃん、へそ天で寝ていることが多いです。
起きているときは、モーモー家から一緒に育ち、我が家にも一緒に移動したショウユちゃんと
じゃれあっていますが、眠くなるとお気に入りのヌクヌクした場所で眠っています。

ショウユちゃんはジルちゃんより3週間くらいお姉さんなので少し体格に差がありますが、ジルちゃん負けていません。

くんずほぐれず転げまわって社会性を身につけていますよ。

ちなみにショウユちゃんは眠くなったら部屋の真ん中でも寝落ちしています(^^;)


乳飲みから人間に育てられた子は、ほんとーに人に対して物怖じしません。
当たり前なのですが、アニサポでお手伝いをするようになってたくさんのそういう子を見て改めて思います。

以前他のボラさんのお手伝いをしていたときは離乳が済んだくらいの子猫から大人猫さんがメインで、まして家猫修行担当だったのでここまで人馴れしている猫さんたちは新鮮です。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫


次回はショウユちゃんのご紹介です。


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

グレーの被毛を持つトム氏、ブルーキャットの威厳は何処?

毛色がグレーの猫をブルーキャットと呼びます。
ただし、この場合は純血種のロシアンブルー、コラット、シャルトリューのブルーキャット御三家やブリティッシュショートヘアーの代表色であるブルーがかった濃いグレーを指します。

薄い灰色と黒の縞模様の猫をグレートラと呼んだりするのでちょっと混乱しますね。

もともと日本にはブルー(グレー)の猫はいなかったそうです。
毛色がブルー(グレー)になるのは、黒猫の遺伝子型に希釈する遺伝子が加わることによって現れます。

文献などによると日本にも古くから黒猫はいたので、希釈する遺伝子が存在しなかったと考えられます。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

今でも里親募集サイトを見てもブルーの被毛の猫は少ないです。


トムのように手足の先とお腹側に白い毛がある子をタキシード猫と言ったりします。
この場合、ブルーに白斑遺伝子が作用しています。

トムを最初に見た人は「ロシアンブルーでも入っているのかな?」とまず思います。
ロシアンブルーが日本ではブルーキャットの代名詞ですから。

でも、実際トムと暮らして観察してみると「ん?どうかな?」と思います。
体型や目の色は確かにロシアンブルーと通じるものがありますが、目や耳の大きさや位置がずいぶん違うのです。

ブルーキャット御三家の中で言えば、コラットが一番近いかな?という気がします。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

コラットはその名の通りタイ北東部のコラット地方で自然発生した猫種です。
古くから幸福と繁栄をもたらすとして大切にされてきました。

ただ、このコラットはまだ日本では一般的ではないので、家族として迎えるにはブリーダーさんから譲り受けるか輸入するしかないようです。

なんだか高貴な血を引いているような気もするトム君ですが、
今日もびろ~んと伸びた寝姿を見せてくれています。

猫のへそ天寝姿

どんな毛の色でも猫はやっぱりかわいいのです♪

箱があったら入ってみたくなるのも、好奇心旺盛なのも一緒です。
ちょっとした空間でも入ってみたくなるトム↓

空間におさまる猫

案外つまらなかったようです。
お隣の物体に興味津々。

洗濯機をのぞく猫

洗濯機をのぞく猫

穴があったら覘いてみたくなるのも一緒です。
歴代のにゃんず、ほとんど同じことします(^^;)

ほんっと、猫を見ていると飽きません。

トム、今日からトライアルスタートです。


ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

猫の受診にスマホを活用しましょう!トムの寝姿一挙公開

私が初めて自分の責任の下で猫と暮らし始めた頃は
まだ携帯電話さえ一般的ではありませんでした。
歳がバレますが・・・。


そのころは、猫が苦しそうなんです 足を引き摺っているんです
など口頭で伝えるしか手段がありませんでした。

普段の可愛い仕草やのんびりくつろいでいる姿を写真に撮ったりビデオに撮ったりはしていましたが、急に咳き込んだり呼吸が荒かったりしたときに用意するにはあまりにアナログな代物でした。

今はスマホが大活躍しています。

もう7年ほど前になりますが、預かり猫さんでコホコホ咳をする子がいました。
猫の咳って人間のとはちょっと違って、顔を前にぐーっと伸ばして空気を吐き出すような感じです。

その子は割りと小さな咳だったし、今まで咳をする猫は経験がなかったので
最初ははっきりそうとは判断できませんでした。

そこで、当時はスマホではなくて携帯電話でしたけど動画を撮って獣医さんに確認してもらいました。


それ以来、猫が吐いたー、下痢したー、変なものお尻から出てきたー、などはバシャバシャ画像に収めますし、くしゃみ、咳などの時もしっかり撮るようにしています。

撮っているときはすっごく辛いですが、オロオロしていても猫の様子が改善するわけではないのでそこは心を鬼にしてスマホを握り締めています。

もちろん、すぐに処置をしなければならなくて自分にできることはしますし、すっ飛んで病院に駆け込む必要があるときはそうしますよ。

症状を的確に獣医さんに伝えるためのツールとしてスマホは是非活用してくださいね。

怪我とか風邪とか忙しかったトム君にもスマホずいぶん活用しました。
最近はさすがに嫌がられています。


今日はちょっと肌寒い1日ですが、暖かい日は猫たちがびろーんと伸びています。
たまに(しょっちゅう?)大丈夫なのかっ!?
って格好で寝ているのは比較的ボーイズに多いのは気のせい?

猫の寝姿

こんなのは序の口ですね。

こちら↓はほんとにびろ~んってかんじでした。

猫の寝姿 

ちょっと心配だったので起こしたら・・・

猫の寝姿

めっちゃ不機嫌そうな顔になってます。

帰宅して一番ヒヤッとしたのはこれ↓


猫の寝姿


足がちゅ・宙に浮いてるやんっ!!
声をかけて落ちたら大変・・・とこっそり覗き込むと・・・





猫の寝姿

なんだよ!?

のトム君でした。



ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

猫のしっぽ、平均的な長さは何センチ?

猫のしっぽとひとことでいっても様々ですね。
長いしっぽ、短いしっぽ、しっぽの無い猫。

人によって好みも分かれます。

昔、祖母はしっぽの長い猫は気味が悪いと言っていました。
動きがヘビみたいだから、と。
猫自体は好きで同居の叔父夫婦が猫を飼ったときは可愛がっていました。
その猫たちはブリーダー放棄のジャパニーズボブテイルでしたけど。

東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

猫のしっぽ、平均的な長さは何センチなのでしょう?

実は、短尾の猫は突然変異によって生まれたそうです。
現在のイエネコの祖先種であるリビアヤマネコはしっぽが長いのです。

突然変異といっても大層なことではありません。
しっぽの長い両親からたまたましっぽの短い猫が生まれた、というだけのことです。

なので自然界ではしっぽの長い猫の方が比率は高いのです。
日本の巻物で見てみると、平安時代に描かれている猫はみなしっぽが長いそうです。
江戸時代になるとしっぽの短い猫が登場します。

これは、この時代にしっぽの短い猫が可愛がられるようになったからです。
というのも、猫又伝説のようにしっぽの長い猫が気味悪がられたせいです。
うちのおばあちゃんと同じだ・・・。

しっぽの短い猫すあま嬢

しっぽの短い猫がこれほど増えた理由は、ずばり人間の介入によってです。
突然変異というのはそれが不利な形状のものであれば自然淘汰されたり、
その遺伝子は残っていても大幅に増えることは少ないです。

しかししっぽの短い猫が可愛がられると遺伝子は残りやすくなります。

さて、本題の猫の平均的なしっぽの長さですが、
猫は祖であるリビアヤマネコと形態がほぼ同じといえます。

多くの動物は人間によって家畜化されるとその個体は小さくなります。
馬も牛ももともとは今よりずっと大型だったそうですよ。

でも、猫は人間と暮らすようになってもその生活は自由気ままで、最近まであまり品種の改良はされてきませんでした。
そのため体格等は野生種であるリビアヤマネコとほぼ同じと考えられるのです。

猫の祖先種リビアヤマネコ

リビアヤマネコの体格は

体長 50~75cm
体重 3~8kg
尻尾の長さ 21~35cm

です。
ということは、今も猫の尻尾の長さの基準は21~35cmということになります。

いかがですか?
あなたの愛猫の尻尾は何センチですか?


最後に、ながーいしっぽをユラユラするトム君の動画をどうぞ



ブログランキング・にほんブログ村へ
応援ありがとうございます♪

Copyright © 保護猫のこと・預かりボランティアのこといろいろねこ情報館 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます

忍者ブログ[PR]