毛色がグレーの猫を
ブルーキャットと呼びます。
ただし、この場合は純血種のロシアンブルー、コラット、シャルトリューのブルーキャット御三家やブリティッシュショートヘアーの代表色であるブルーがかった濃いグレーを指します。
薄い灰色と黒の縞模様の猫をグレートラと呼んだりするのでちょっと混乱しますね。
もともと日本にはブルー(グレー)の猫はいなかったそうです。
毛色がブルー(グレー)になるのは、黒猫の遺伝子型に
希釈する遺伝子が加わることによって現れます。
文献などによると日本にも古くから黒猫はいたので、希釈する遺伝子が存在しなかったと考えられます。
今でも里親募集サイトを見てもブルーの被毛の猫は少ないです。
トムのように手足の先とお腹側に白い毛がある子をタキシード猫と言ったりします。
この場合、ブルーに白斑遺伝子が作用しています。
トムを最初に見た人は「ロシアンブルーでも入っているのかな?」とまず思います。
ロシアンブルーが日本ではブルーキャットの代名詞ですから。
でも、実際トムと暮らして観察してみると「ん?どうかな?」と思います。
体型や目の色は確かにロシアンブルーと通じるものがありますが、目や耳の大きさや位置がずいぶん違うのです。
ブルーキャット御三家の中で言えば、コラットが一番近いかな?という気がします。
コラットはその名の通りタイ北東部のコラット地方で自然発生した猫種です。
古くから幸福と繁栄をもたらすとして大切にされてきました。
ただ、このコラットはまだ日本では一般的ではないので、家族として迎えるにはブリーダーさんから譲り受けるか輸入するしかないようです。
なんだか高貴な血を引いているような気もするトム君ですが、
今日もびろ~んと伸びた寝姿を見せてくれています。
どんな毛の色でも猫はやっぱりかわいいのです♪
箱があったら入ってみたくなるのも、好奇心旺盛なのも一緒です。
ちょっとした空間でも入ってみたくなるトム↓
案外つまらなかったようです。
お隣の物体に興味津々。
穴があったら覘いてみたくなるのも一緒です。
歴代のにゃんず、ほとんど同じことします(^^;)
ほんっと、猫を見ていると飽きません。
トム、今日からトライアルスタートです。

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