現在私が参加する保護猫ボランティアグループは、単独で譲渡会を開催しています。といってもまだ3回目ですが。
このブログがずーーーっと滞っていたのは、新規に「会のサイト」を作成したり、もろもろ雑事に追われていたせいもあります。
まぁ、晩秋から冬にかけては子猫というサイズの保護猫が少なく、まったりゆったり大人になりつつある少年猫の里親さん探しなので、気持ちもまったりしていたのも事実なのですけど。
猫の発情期は1年にどのくらい?
猫は発情期を迎えます。知っている人も多いですよね。では、メス猫が発情するのは何がきっかけだと思います?
猫の発情には季節が大いに関係しています。最近は1年を通して妊娠出産することもあって、真冬に子猫が生まれたー・・・なんてこともありますが。
その理由にも関係しているのが、猫の発情と日照時間の関係です。
有力説!メス猫の発情は日照時間が関係している
一般的に
猫のメスは1月~9月、日照時間の長い季節に発情を迎えます。
その期間であればいつでも受け入れ態勢が整っているというわけです。だから、春先に出産した母猫も、子育てが終わってからまた妊娠可能です。
普通に考えても健康なメス猫は年に2回、春と秋に出産しますね。さらには3回ということもあり得るのです!
室内飼いの猫は1年中発情期!?
長く猫の保護ボランティアをやっているベテランさん、毎年言うことが「
こんな時期にもう(まだ)子猫がいるのよー」
10年も前から聞いているので今に始まったことじゃないのですが(^^;)、自然に反しているってことです。なんにでも例外ってあるけど、それとはちょっと違う問題です。
メス猫の発情は、日照時間によると言いましたが、現在の日本人は夜型生活が多いです。室内は遅くまで人工照明が照らされています。
実は、
メス猫は1日12~14時間、500ルクス程度の灯を浴びていれば発情するそうです。500ルクスって、大体蛍光灯を使った事務所くらい、少し証明を落とした百貨店くらいです。
近頃は、リビングの照明を少し落とす雰囲気が流行っていますが、煌々と照らしているご家庭も少なくないと思います。
だからね・・・こんな時期に子猫!?という事態になったりするのですね。
やる気になるのはやっぱり春なのだ
では、なぜ1年のうち春が出産のピークを迎えるのか?
生物ってうまくできてます。というより、そういう風に進化してきたから生き残っているとも言えるわけですけど。
春になるといっせいに草木が芽吹きます。自然界全体の生命活動が盛んになる時期です。肉食の猫にしたって、餌となるネズミや鳥など小動物にとってありがたい季節の到来なのです。
食糧を確保することがすなわち生きることです。自然のメカニズムに沿った形で出産を迎えることが、一番効率が良いことは当然ですね。
この自然に沿った本能は、メスだけのことではありません。猫のオスは、基本的にいつでも交尾可能です。
ただ、メス猫にその気がないとできないだけです。そんな
オスが一番やる気になるのが春!ってわけです。
そんないろんなことが重なって、春先に生まれる猫が多いのです。
譲渡会ではたくさんの猫がご家族を待っています
先日、譲渡会を開催しました。先月はまだ譲渡会に参加できる子猫はいなかったので、大人猫だけの里親さん募集。 それでも、何頭かお申込みいただき、順次お届けしています。
初のチビ子猫参加ー!・・・でも、来場者が少なかったらどうしよう・・・。
始まるまでは弱気だった私たちですが、スタートしたらどんどん来場者さまが来てくださり、嬉しい悲鳴と文字通り助けてーっという悲鳴がこだましておりました。
今の時期、どの団体の譲渡会でもたくさんの子猫がご家族を求めています。猫を家族に迎えようと思っているけど、写真だけじゃ決めきれないな。会って決めたいな、と思っている方、大手里親募集サイトに情報が載っていますので、ぜひ足を運んでくださいね。
いつでも里親募集中イベント情報
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※画像はイメージです
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