お正月気分もすっかりなくなったkurun家であります。まぁ、うちの猫&保護猫ともに盆暮れ正月なんてまったく関係なく過ごしていますけどね。
昨年は年長猫のすあま嬢が肛門嚢破裂という惨事に見舞われ、普段からお触り厳禁なだけにいかがしたもんかと頭を悩ませました。
ところが、元が超ビビリ猫なので、診察台の上ではピクリとも動かず、処置がスムーズに行くというあっけなく完治したのです。
猫も肛門嚢炎になる!破裂することも~っ!!
肛門嚢って知ってる人は知っているし、聞いたことある人も少なくないと思うけど、実際にパンッ!と破裂したのを経験した猫飼いさんはどのくらいいるんだろう?
私これで2回目なんです。1回目はもう20年近く前、気がついたら愛猫の内腿あたりに膿がべったり付いていた!
当時は肛門嚢破裂なんて知識はなかったから、大変な怪我か病気じゃないかと焦りましたよ。すぐに病院に連れて行ったのだけど、かなり大きく破裂していたから全身麻酔で縫合するという悲惨なことになってしまいました。
今回、すあまの場合は肛門の横が赤くなってるな、と気がついて「あぁ、もしや・・・多分そうだよね」と予想していたから落ち着いていられたのです。
しかーし気がつくのが一足遅かった・・・病院に連れて行こうと思ったまさにその日に破裂した・・・。
肛門嚢は肛門の左右、少し下あたりにあります。そこらへんが赤く腫れていたら要注意!
肛門嚢炎破裂の治療
破裂すると、ぽっかり穴があきます。治療としては、洗浄して消毒して抗生剤を服用して感染症を予防する。
これだけです。
広範囲に破裂したり、膿で皮膚が壊死したりする場合は縫合することがあるけど、基本的にしないそうです。その方が治りが早いんだとか。
確かに、傷口はみるみる小さくなって、2週間経つ頃には何があった?ってくらいきれいになりました。
それでも、約10日エリザベスカラーと付けての生活は彼女にとって拷問だったようです。カラーが物に当たるたびにビクーッとして飛びのくものだから、次々に当たりまくって大騒ぎになってました。
そんなすあまを見て、若者達(1歳、2歳の若輩猫)は「誰っ!?あれ何っ!?」と正体不明の怪しい物体と思っているのか近付きもしませんでした。
オレ様猫のトムはすあまだと認識はしていたようだけど、カラーをしているから首根っこを押さえつけることができなくてつまらないと思ったのか、まったくかまいもしませんでした。
カラーが外れたら・・・通常にもどってマウントしてますけどね。もういい加減にやめてあげて!
猫の結膜炎は風邪の症状が多い
2019年年末は、保護猫が風邪を引いて病院通いでした。今年の春で2歳になる成猫だけど、症状が目に来てしまったから早目の処置を!ってことで行ってきました。
この子の場合、片目だけぶわーっと涙目になってひどい時はふさがりそうでした。涙目とたまにくしゃみをする程度で、食欲もあるし元気だったけど。
一番ひどい時↑
通常、成猫の風邪は体力がある分2週間くらいで自然治癒するのですが、1歳2歳の若いときの風邪はしっかり治したほうが良いと思ってます。
左目は結膜炎を起こしていたので点眼薬と抗生剤を処方してもらいました。ウィルス性や菌による結膜炎の場合、点眼薬があわないこともあるから市販薬ではなく動物病院で処方してもらうことをおすすめします。
猫が結膜炎になるときって、外傷もあるけど圧倒的に猫風邪が多いです。子猫は特にそうですが、成猫でもなるし、片目だけ症状が出ることもあります。
何事もなく、マイペースで過ごしていたのが彼女↓相変わらず足ピーンで寝てることもあって癒されてます。
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