猫は基本的に多産です。
一度のお産で4匹なんて
ざらです。
最近もアニサポ保護の子猫、6匹兄妹ちゃんがいましたよ。
小さい子猫は可愛いです。
猫を迎える際に、なるべく小さな子猫を希望するお気持ちはよくわかります。
でも、子猫のときの過ごし方によって猫の社会性が大きく左右されるのことは知っていて欲しいと思います。
人間の手が入らない猫はどのように成長するのか?
生まれたばかりの赤ちゃん猫は目も見えなければ耳も聞こえません。
自分で体温調節もできないし排泄もできません。
母猫が温め、舐めて排泄をさせます。
生後3~4週齢になってようやく視力がはっきりしたり耳が聞こえるようになり、排泄ができるようになります。
見た目も耳が立ち、猫らしくなってきます。
この頃から兄妹とじゃれあうようになります。
2週齢~9週齢を
猫の社会化期といって、このとき体験したことが猫の性格や行動に大きく影響を与えるのです。
通常母猫や兄弟猫とじゃれあうことで猫の本能である狩りの欲求を満たしたり、力加減などを学んでいきます。
この時期に母猫や兄弟猫と一緒にいられないとコミュニケーションをとるのが苦手だったり、警戒心が強くなったり、一緒に暮らしていく上で困ったことが起こりやすくなります。
母猫や兄弟猫が一緒にいない場合、人間が代わりに教えなければなりません。
これ、なかなか大変です。
今は天使猫になった愛猫は生後10週齢で迎えました。
2匹で生まれたのですが、1匹が成長が悪く、すぐに引き離したそうです。
体重はまだ1100gと小さかったのですが、引っ掻くわ噛むわ、飛び掛ってくるわ・・・。
なかなかの困ったボクでした。
まだ子猫だったのでなんとか修正でき、その後は母ちゃんべったりの甘えん坊、
後から迎えた子猫に対しては教育的指導のできる立派な(?)兄貴分となりました。
猫は生後半年も経つと体も大きくなってくるので、たとえ遊びのつもりでも噛まれたり爪を出されたりすると痛いです。
ジルちゃんは生まれて間もないときに1匹で保護されました。
アニサポのモーモーママにミルクで育てられました。
今8週齢になったあたりです。
好奇心旺盛で、起きているときはぴょんぴょん跳ねているかタタターッと走り回っています。
兄妹はいっしょにいないけれど、少しお姉さんのショウユちゃんとじゃれあって社会性を学んでいます。
ショウユちゃんはつい最近まで兄妹と一緒にいたので、力加減はわかるようです。
アニサポでは、年間たくさんの猫を保護して里親様に託していますが、
体の成長だけではなく、社会性をしっかり身につけるような生活環境を作ったり、
猫も人も共にハッピーライフを送れるようサポートしています。
私も預かりとして微力ながらお手伝いができることを嬉しく思っています。
こーんな可愛い子猫の成長を間近で見ることができるのですから最高にハッピーです♪
応援ありがとうございます♪
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