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過去の預かり猫たちのカテゴリ記事一覧

地域猫や愛護センター、保健所に収容される猫、捨て猫など保護猫に関すること、預かりボランティアのことを中心にねこ情報を発信しています。

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  • カテゴリ:過去の預かり猫たち

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    • 投稿 2025/05/01
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    保護生活10日目、子猫成美健康診断に行く

    お外から保護された子猫の成美ちゃん、
    保護生活も10日目になりました。
    初日に駆虫と、風邪でぜーぜー苦しそうだったので抗生剤の注射をして拙宅へ。

    呼吸が苦しかったのでしょう、 食べて、寝て、出して・・・の繰り返しで数日。
    食欲だけはものすごくあるので、量的には足りていなかったようですが、
    お腹を下しては元も子もないので規定量だけ与えていました。

    ガッツガツと食べて空っぽになったお皿をうらめしそうに眺める成美ちゃんでありました・・・。

    今回は検便と簡単な健康診断、ちょっと気になるいくつかを聞きに行ったのです。

    検便は問題なし。
    虫さんの卵も見つかりませんでした。

    体重は1.2㎏になってました。
    1/11に計量したときは1kgだったので10日で200g増えたことになります。

    風邪の状態は、当初は一旦咳き込むとえずくまで止まらなかったのですが、
    今はたまに咳き込む程度まで改善されました。
    ちょっと涙目になってますが。

    東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

    それと、この前日に気が付いたのですが、 後足の付け根の付近に傷があります。
    噛まれた、とかではなくすっと一直線の切り傷です。

    もうふさがって皮膚が硬くなって瘡蓋ができはじめているという状態です。
    それでも、子猫で風邪っぴき・免疫力も落ちていたので化膿でもしたらやっかいです。
    抗生剤の注射をしていたのが幸いしました。


    もうひとつ、気になって聞いてしまったのが ぽっこりお腹 です。
    さぞかしいろんな虫さん出てくるんだろうな~・・・
    と 毎日ウンチを観察していましたが、まったく何も出ませんでした。
    今回検便でも真っ白です。


    (私)お腹がぽっこりしているのが気になるんです

    獣医さん、聴診器あてたり触診してみたりしたあと

    (医)こういう体型の子ってたまにいますよ


    こ・う・い・う・体・型 !

    しばらくぶりの子猫なので、子猫ってこのくらい腹が出ているものなのか? という迷いもあったので確認のため
    (ダリ君もぽっこりお腹でしたが、大量の下痢ピーをして凹みました)


    (私)この子のお腹、普通じゃないですよね?

    (医)普通じゃないけど、成長するにしたがって凹んでくる子もいますからねー


    普通じゃない 普通じゃない  普通じゃない
    (先生、さら~っと言いましたよ)


    やっぱり普通じゃないんだemoji

    今後、食欲が無くなったりもっとお腹がパンパンに張ってきた場合は詳しい検査が必要になります。
    でも、風邪の残りの咳はあれども食欲旺盛で体重も増えていて元気なので、今のところ特に問題はないとのことでした。


    成美のぽっこりお腹は自腹だったようです。

    体力をつけるためにも運動が必要なので、
    ケージやトイレ掃除のときにフリータイムです。

    警戒心は強いけど、まったく人馴れしていないわけではない成美ちゃん。
    お膝に乗せてみても動じません。

    東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

    爪とぎはやめて欲しいです。。。

    やっと子猫らしく遊ぶ姿を見られるようになりました。



    成美ちゃんのぽってりした体型に癒されます。
    でも、まだ遊ばせすぎには注意が必要です。

    早く全快しようね!


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    保護子猫の成美、目力あるべっぴんさんになったよ

    子猫は遊び好きです。
    動くもの動くものに興味津々!

    でも、いくら子猫でも風邪っぴきでは遊ぶ気力も起きません。



    昨年の12月初旬にお外から保護されたダリは、
    やはり猫風邪をこじらせていて、
    目やにと鼻水がすごいことになっていました。

    目もあまり開いていなかったので、
    我が家に来たばかりの頃はおもちゃどころではありません。

    でも、体調が戻ってくるにしたがって
    おもちゃで遊ぶようになりました。

    ダリの前に預かっていたクリスマス隊の子猫達は、
    体調も万全で元気だったので、
    環境に慣れたらすぐにぴょんぴょん飛ぶように遊んでいました。


    クリスマス隊きょうだい子猫の遊ぶ様子
    ↓↓↓↓↓↓ クリック ↓↓↓↓↓↓
    記事の下のほうに動画ありますよ

    では、こちらの動画をご覧ください。



    ずっとだるそうに寝てばかりだった成美ちゃん。
    目の前にねこじゃらしをチラつかせても手を出すことはありませんでした。

    この日は、ベッドの上で手でちょいちょいするだけですが、
    だいぶ体調が良くなったのかな?
    嬉しいです。


    そしてこちらの動画。




    前足を舐めて毛繕いをするだけの動画ですが、
    それまでは毛繕いどころか、顔も洗うことができないで
    寝てばかりだったので、
    この姿を見たとき、とーーっても嬉しかったのです♪

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    風邪っ引き子猫、スチーム吸入で潤いを!

    抗生剤の注射がゆるやか~に効いている成美ちゃんですが、
    呼吸の荒さはやっぱり気になります。

    風邪症状のズビズビ鼻水は無いけれど、
    粘度の高い鼻水やら痰で詰まっていそう。

    そんな時はスチーム吸入です。
    水蒸気を吸って奥に詰まった鼻水をやわらかくして
    排出しやすいようにします。


    猫に吸入器を使う場合、
    ケージなどに入れてすっぽりビニール袋などで覆ってしまう方法や、
    収納ケースを使う方法など、
    ネットで検索するとけっこうヒットします。

    でも、現在成美ちゃんは風邪をこじらせてしまっている状態なので、
    全身びっしょりになるのは避けたい・・・。

    もう、直接吸っていただきましょう!

    東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

    ついでに鼻炎持ちの娘もいっしょにemoji

    スチーム吸入器は案外勢いよく蒸気が噴射されますし、
    音がかなりうるさいです。
    2~3分が限度でしたが、やらないよりマシです。


    実はその前に試験的にやってみたのがこちらです↓

    東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

    スチームの出る美顔器です。
    ただ蒸気がほわほわと出てくるだけなのですが、
    ブシャーと出てくるよりは大人しくさせてくれるかと思ったのです。

    実際、数分間は大人しくさせてくれましたよ♪

    ただ!注意点がひとつ。
    見ての通り、ダイレクトに蒸気を浴びるだけの設計なので、
    かなり熱いです。

    沸騰しているやかんの上に顔をあてるようなものです。
    (スチーム量は全然違うのでやけどするということはないですけど)

    なので、わたしも一緒に浴びました。
    成美ちゃんとぴったり顔を寄せ合ってemoji

    おかげでわたしもお肌つるつるに!
    でも、成美ちゃんの顔を拭いている間にわたしの顔はガッビガビになってしまったので逆効果だったような気もします・・・。


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    子猫がひとりぽっちで放浪していたということ【保護猫成美3日目】

    成美ちゃん、風邪からと思われるえずくまで続く咳は
    緩やかではありますが改善しています。

    抗生剤の注射は、風邪症状が劇的に治まるものではないので仕方ありません。
    ただ、えずくことは少なくなったので、
    本猫も、見ている私たちもだいぶ気が楽になりました。

    あんな小さな体で

    ゲホゲホゲホ・・・ゥケェッ!!

    となっている姿は本当に痛々しいです。


    ということで、お顔をきれいに拭いてみました。
    鼻の頭がちょっと黒かったでしょ?



    ま、汚れも多少取れたのですが、
    ちょっとハゲ・・・薄くなっていることが判明しました。



    成美ちゃんはひとりでひょこっととある場所に現れました。
    子猫がひとりで長い期間生き延びてきたとは考えられませんね。

    周りに母猫や他の兄妹がいないか探したのですが、
    見当たらなかったそうです。

    子猫といっても成美は離乳も終わっており、
    食餌もドライフードをカリカリ食べられる月齢です。
    でも、ひとりで放浪するには小さすぎます。

    はて?

    親兄弟とはぐれて、彷徨っていたことも考えられますが、
    人間が移動させてしまう
    ということもあります。

    猫がきらいで故意に大人がやってしまうことは動物愛護の精神からいって言語道断ですが、
    悪意無く子供が移動してしまうことも十分考えられます。

    野良母さんが産んだ子猫でも、フレンドリーな子はいます。
    特にママ猫が地域猫として可愛がってもらっていて、
    人馴れしている場合は、その子供達もなつっこいことが多いです。

    わたしも娘には懇々と言い聞かせてきました。
    どんなに可愛い子猫がいて触れたり抱っこできても、
    別の場所に絶対移動してはダメ!・・・と。


    成美ちゃんの場合は、多分元気なときは簡単にはつかまらないと思います。
    それなりに警戒心はありますし、すばしっこい片鱗が見えます。
    今は風邪の症状が辛いのでほとんど横になっていますが。

    多分、弱っていたので素手でつかまったのでしょうね。
    それはそれで幸運だったのかな?


    保護生活3日目(正確には5日目)
    人の手(大人)にどんな反応を示すか確認してみました。




    背中など全身を撫でると咳き込んでしまうので、
    少しずつ、短時間でスキンシップをとってます。


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    風邪引き子猫、回復傾向(ここは2階建てだったにゃ)

    移動から二日目。 湿った咳はあいかわらず続いているけれど、
    食欲はあるし、便も良好な保護猫成美ちゃんです。


    抗生剤の注射もしているし、保護初日は少し便が緩かったというので
    最初の食事はヒルズ缶を少量出してみました。

    ・・・が!
    バクバク食べる食べる!

    足りない・・・とじっと皿を見つめる成美ちゃんでしたが、
    お腹を壊してはいけないので、ここはぐっと堪えていただきました。
    といっても、85g缶の3分の1は食べました。

    2回目以降はドライフードを混ぜてみたら、見事にカリカリだけ残ってました(^^;)
    それでも、ウェットとドライの比率を徐々に替えていって、
    今ではドライフードだけでもカリカリ音をたてて食べています。


    お外を放浪していただろうから、ひもじい思いもしていたと想像できます。
    呼吸もだいぶ楽になったようなので、出された食事に関しては毎回完食しております(^^)v


    それでも、呼吸が荒いのはなかなか改善せず苦しかったのでしょう。
    食べて、寝て、トイレして、また寝て この繰り返しでした。

    東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫


    ところが、3日目には気力体力も回復傾向が!
    成美ちゃんが打った抗生剤の注射は3日目くらいに効果が表れるというのですが、
    確かに目力は強くなったように感じます。
    咳はまだしていますが・・・。

    東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

    仮宿に2階があることに気づいたようです。
    自ら移動していました。


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    アニサポ保護猫【風邪っぴき子猫の成美ちゃん】

    とあるホームセンターにひょっこり現れたという子猫です。
    生後3~4ヶ月くらいの黒白の女の子。
    保護時、猫風邪を引いていて呼吸もかなり苦しそうでした。
    保護に向かったNさん宅で初期治療をしていただき、
    11日の夜に我が家でお預かりとなりました。
    仮名は成人の日に保護されたので成美ちゃん(なるみ)にしました。

    東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫  

    ケージに入れると、お目目をまん丸にして周囲をうかがっています。
    警戒心が強いようですね。

    子猫が猫風邪をひくと、目がぐちゅぐちゅになったり、
    鼻水を飛ばすくしゃみを連発したりといった症状が多いのですが、
    (ダリ君がそうでしたね)
    成美ちゃんの場合、見た目は上の画像のようにきれいです。

    でも、呼吸も荒く、湿った咳をしています。

    ぐぅぉほっ!げぇっほっ!

    ってかんじです。
    一旦咳き込むと、えずくまで止まりません。

    保護に向かったNさん宅でもそのような状態だったので、
    抗生剤の注射をしてから我が家に来ました。


    おっかなびっくりで心臓ドキドキの成美ちゃんだと思いますが、
    ごはんを平らげ、トイレも済ませ、
    その夜は湯たんぽインしたブランケットに寄り添って就寝しました。

    東海地方(愛知三重岐阜)犬猫保護ボラグループアニサポ里親募集保護猫

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    アニサポ保護猫ダリ君、正式譲渡になりました

    クリスマスイブにトライアルスタートしていた保護猫のダリ君、
    保護主さんから正式譲渡の連絡がありました。

    愛知・三重・岐阜犬猫保護ボラグループアニサポ保護猫

    里親様は12月の譲渡会に足を運んでくださったご家族です。
    私も少しお話をさせていただきましたが、
    優しいお父様、しっかり者のお母様、素敵なお嬢さん。

    我が娘は、「お姉さんきれい~、お姉さんきれい~」
    と何度も言っていました。

    そのときダリはケージから出て、のーんびり寛いでいたり、
    来場者の皆さんに抱っこされたり撫でられたり、
    まるで看板猫のようでした(汗


    基本的にどなたに抱っこされても嫌がったりはしなかったのですが、
    里親様ご家族とお話しているときに、お嬢様の膝からお父様の膝へ、
    しばらくすると今度はお母様の膝へ・・・

    実はあのときから「僕はここのおウチの子になるんだにゃ」
    って思っていたのかもしれません。

    里親様ご家族には、下半身不随のビーグル君がいます。
    自力で排泄ができないため、里親様がされているそうです。
    専用の車椅子でお散歩へも♪

    そんな愛情満ち溢れたお宅のボクになったダリ君です。

    愛知・三重・岐阜犬猫保護ボラグループアニサポ保護猫

    トライアル初日に里親様から届いた写真。
    初対面のピース君にも動じることなくご家族に甘えていたそうです。
    ふっかふかで気持ちよさそう♪

    そしてこれですよ、これ!

    愛知・三重・岐阜犬猫保護ボラグループアニサポ保護猫

    可愛がっていただいていることが画面から飛び出してきそうです♪
    顔つきもふっくらして一回りくらい大きくなったかな?

    痩せっぽちで遊ぶ体力も無かった少年猫ダリ君。
    これからたっぷりの愛情でぐんぐん成長して行ってね。

    里親様、どうぞよろしくお願いします。

    愛知・三重・岐阜犬猫保護ボラグループアニサポ里親様と

    ダリ、幸せにねー♪

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    里親様便り★こうめちゃん・こてつ君(クリスマス隊リース&ルドルフ)

    アニサポ初預かり猫のリース&ルドルフ改め、 こうめちゃんとこてつ君の里親様からお便りが届きました。

    お届けから約1ヶ月、2匹とも体重も順調に増え すくすくと育っているようですよ♪
    こうめちゃんは2㎏、こてつ君は2.3㎏になったそうです。
    保護時に比べると倍になっています。

    可愛い画像も送っていただきました。



    相変わらず2匹仲良くくっついていますね。


    2匹はまだまだ成長過程にあります。
    これからますます大きくなって存在感がアップしていくでしょう。
    (今も十分あると思いますが)


    子猫時代が可愛いのは当たり前ですが、大人猫はまた別の良さがあります。
    まして、子猫からその成長を見守ってきたご家族ですから、 可愛くて可愛くてしかたがない!という状況になるでしょうね~。

    里親様、お便りありがとうございました♪
    ん~、癒される。。。


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    にゃんデントで一人遊びをする猫(やっぱり動かないと面白くないにゃ)

    ダリは保護当初、ほとんど遊びませんでした。

    風邪をこじらせていて、鼻水もひどかったし目やにで視野も狭くなっていたせいもありますが、それらが改善してきてからもねこじゃらしを目の前でふるふるしてもあまり反応をしませんでした。

    年齢は生後半年~8ヶ月くらいと推定されます。
    保護時1.9キロと小柄でしたが、歯の状態とタマタマの発育状態からたぶんそのくらいだろうと。

    体格が月齢の割りに小さいのはそれまでの栄養状態が悪かったのでしょう。
    保護して16日目で体重測定したところ、2.2キロまで増えていました。

    全体的にふっくらしてきたので、平均的な猫ちゃんくらいまで大きくなってくれると思います。




    今から7年前、TNR現場で保護された男の子猫がいました。
    クリスマスが過ぎた頃、我が家にやってきた預かり猫さんです。

    その子も今のダリと同じくらいの月齢でした。
    その時の体重が2.5キロでした。

    小柄だね

    息子猫もちょうど同じ月齢ですでに3キロ超えで(4キロ近かった) 一回り以上小さかったので、ちゃんと成長するのか心配していました。

    その子は預かり猫の中で今のところ最長期間お世話した子ですが、 1年2ヵ月後、里親様の元へお届けしたときは5.6キロになっていました(^^;)


    ダリは小顔なので全体的に小ぶりに見えますが、手足は長いので、成猫になったら案外大きくなるかもしれません。

    遊び好きなにゃんこであれば狂喜乱舞するにゃんデントで遊ぶダリの画像です。




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    仲良くなりたい猫と断固拒否する猫の攻防戦

    拙宅には7歳になるおばちゃん猫がいます。
    TNR現場の保護猫で、リターン(リリース)対象だった子です。

    理由は、すでに生後半年以上であり人に対して警戒心が強かったためです。
    多分人馴れしないだろうな、と保護主さんは思ったそうです。

    でも、真っ白な毛並みのもっちりお尻でなんとも愛嬌のある風貌でした。
    そのせいかどうか、色々な条件が重なりリリースしそこねてしまったのです。

    保護主宅で1年経ち、やはりまったく人馴れせず、 わけあって我が家に来てそろそろ6年、私だけには甘えるようになりました。 (気が向けば)

    それに加えて彼女、猫も嫌いです。
    今年の9月に愛猫息子が亡くなるまでは猫社会の中で一番立場が下だったので、 それほど猫が苦手だと気が付きませんでした。

    預かりを始めて、子猫のリース&ルドルフが来たときに、近づこうとする2匹にものすごい顔で怒っていたので発覚しました。

    ダリに対しても態度は同じでした。

    雌猫は、歳をとってくると気難しくなる子が多いのですが、まだそれほどおばあちゃん猫ではありません。
    根っから猫が苦手なのかもしれません。

    中には、子猫大好きで保護猫が来るたびに面倒を見てくれる猫もいるといいます。
    歴代の家猫はそんな子はひとりもいませんでしたので、羨ましい限りです。


    ダリは、猫にもかなりフレンドリーです。
    最初にうちのおばちゃん猫を見たとき、目がキラキラしていました。

    保護された場所も、猫がたくさんいる場所だったので 猫社会には慣れていたのでしょう。
    ところが!うちのおばちゃんたら 「プシャーッ!フッ!フッ!フッ!」
    最大限の近づくな対応です。

    でも、そこはKY気味なダリ。
    まったく臆することなくチャレンジをしました。 毎日、毎日・・・。

    初日は2m以上近づけず。
    1週間後にはとりあえず通り過ぎるときに「ハァァァーッ!」と怒られている姿を目撃しました。 これは、すれ違うくらいの距離に縮んだ、というポジティブな発想です。

    そんな2匹の20日間の攻防戦です。



    トイレに入ろうとするおばちゃん猫を凝視する若猫ダリ君↑


    ヒーターの温風で暖をとるおばちゃんにそれとなく近づくダリ↓



    でも、目は合わさず(^^;




    すあま(おばちゃん猫)は、特定の場所に私がいる場合に甘えたモードがonになります。
    今はこのカーペットの上です。



    ブラッシング待ちしているすあまにさりげなく触るダリ。

    健気です。
    この辺りで、すあまがダリのお尻のにおいを嗅ぐしぐさを見せるようになりました。
    そのあと、ものすっごく怒っていましたが。
    だったら嗅がなきゃいいのにね。



    数分だったら近くにいられるようになりました。
    でも、ダリは寝たフリです。

    そして共棲生活17日目にやっとおしりあいになれました。



    ま、この時もすぐにすあまに「フンッ」と怒られて終了~・・・だったのですけどね。


    そして、2匹が同じカメラにおさまる最後の1枚になったのがこちら。



    ダリは今日からトライアルに入りました。


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    チックン注射が痛くてしょぼーんのダリ【アニサポ保護猫】

    アニサポに保護されたとき、ダリは猫風邪をこじらせて、 目と鼻がぐちょぐちょでした。

    飲み薬と点眼薬でとりあえずくしゃみ鼻水が収まり、
    目の状態もかなり良くなったので 先日のにゃんこの譲渡会に参加したのです。




    猫風邪の治療は案外長引きます。

    ダリの場合、最初の2~3日は下痢気味だったのですが、お腹の調子は比較的良くなるのが早かったです。
    くしゃみと鼻水は投薬から10日ほどでだいぶ改善したのですが、 涙目、目やにといった目の状態に一番苦戦しました。

    譲渡会ではお申し込みをいただいたので、先日ワクチン接種してきました。
    3種混合です。

    病院は車で10分ほどです。
    案の定、行きの車中は「みゃーっ!みゃーっ!」と文句たらたらでした。

    そして診察室ではいつものように超フレンドリーな対応。
    健康チェックの時も大人しく、むしろあちこち触られて満更でもなさそうなダリでした。

    ところが、ワクチンを打って帰路についたその車中、 ダリがうんともすんとも言いません。
    あまりに大人しいので心配になって、キャリーの中を覗き込んでしまいました。

    まさか病院に忘れてきた!?

    と本気で思ったほどです。
    いや、ちゃんといましたよ。。。

    うーん、ワクチンの副反応で気分が悪いのだろうと思い、なるべく急いで家に帰りました。
    キャリーバックの扉を開けると、のそのそと中から出てきました。
    なんかいつもより元気がありません。
    しゅんとしている感じです。

    キャットタワーの個室にこもって丸くなって寝てしまいました。



    ワクチンは病原体に対する免疫をを作るためにウィルスや細菌の毒性を弱めたり、無毒化して体内に入れます。
    当然副反応が出る可能性もあります。

    急性のショック状態になるアナフィラキシーショックを起こすこともありますし、接種後少しして下痢や嘔吐など体調不良になることもあります。
    そのため、ワクチンを打つときは当日の猫の体調に関して注意深く観察して、事前の健康チェックもしっかりしてもらいましょう。

    そして、接種はぜひ午前中に受けたいです。
    その後容態が悪化した場合に診療ができるためです。
    できれば、翌日も診療がある日がよいです。


    ダリ君、夕方になっても丸くなったままでした。
    食欲も無いようで、ごはんの催促もありません。
    学校から帰宅した娘が心配して声をかけながら撫でてあげました。

    ダリに怒られたっ!

    娘が驚いた声で言いました。

    いつもフレンドリーで抱っこしても撫で繰り回しても嫌なそぶりを見せたことの無い子が本気で怒ったというのです。
    どうやら、注射を打ったところがとても痛いらしく、少しでもその箇所に触れると ガブッとお口で手を噛むのです。
    といっても本気噛みではありませんよ。噛むフリです。

    私が触っても同じ反応でした。

    それ以外は、険しい顔をしてじっとうずくまっていたので吐き気があるのかと思ったのですが、実際に吐くわけでもなく、痙攣などもなかったので診療を受けるほどではないと判断し、注意して見ていることにしました。

    夜になり、ようやくキッチンに来てごはんの催促がありました。
    少し食べて、お水を飲み、今度はベッドに入って寝る体勢に。

    この時になると、険しかった顔もだいぶ和らぎ、丸くなって縮こまっていた体もぐーんと伸ばしたりしていたのでほっと一安心でした。



    痛みに強いと言われている猫、
    それでもワクチン注射はとーーっても痛かったようです。


    ちょっと豆知識。
    ワクチンを打つ場所についてです。

    以前はほとんどの獣医さんは背中や肩甲骨のあたりに打っていたと思います。
    我が家の愛猫たちもそうでした。

    ところが、今は後ろ足に打つことが多いです。

    その理由は、猫の場合ワクチンの接種部位に線維肉腫という悪性のがんを発症するケースがあるためです。
    発症してしまったらその部分を広範囲で切除する必要があります。
    万が一のことを考えて接種場所を決めているわけです。

    また、毎年同じ箇所に打つことによって腫瘍を誘発するリスクがあるので、接種箇所を記録しておくようにしましょう。


    接種後、ダリのように元気が無くなったりといった副反応が出た場合でも、通常は24時間以内に収まります。
    長引くようだったり、明らかに様子がおかしいときは速やかに受診することをおすすめします。


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    猫らしからぬ接待の妙技を披露した預かりっ子ダリ君

    昨日は我が家の預かりにゃんこ、ダリ君
    初めての譲渡会参加でした。

    どこでも誰でも物怖じしないフレンドリーな猫さんですが、
    唯一キャリーが嫌いということが難点・・・。

    行きの車の中では文句たらたらでした・・・が!
    会場ではマイホームという感じでくつろいでおりましたよ。



    こんな感じでした~。
    抱っこしているのは我が娘ですが、来場者の方にもたっくさん抱っこしていただきました。

    ご家族でいらしている方がほとんどだったので、
    猫ちゃんの性格などを説明しているときには数人の方が近くに座られます。

    ダリ君、お姉ちゃんに抱っこされていたかと思うと、今度はお父様、
    しばらくすると次はお母様。
    これ、ダリ自らが移動していました。

    膝から膝へ渡り歩いたわけです。
    みーんなにアピールしとかなきゃ!・・・ってことですか!?

    初めて会う猫さんに、よじよじ膝にのぼられて、
    すやすや気持ちよさそうに体を預けられたら、猫好きの人であれば悶絶ものですよっ!

    お客様が途絶えたときは、ケージの中で小休止のダリです。



    シロップちゃんとなにやら交信するダリ↓



    その後場所を替えてイルミくんのお隣へ

    イルミ君は娘のイチオシイケメンボーイです。



    いいなー、いいなー、このまま連れて帰りたいなー

    と何度もほざいて言っていました。
    いや、あなたがアピールするのはダリだから。
    あ、でもダリは自分プロデュースで完璧だから助っ人は必要ありませんでしたけど。

    子猫も参加していたので、やはり大人気。
    屈託なくミャーミャー可愛い声で鳴いたり、きょうだい同士でじゃれあう姿は人の目を引きます。

    人目を引くといえば、私も大ファンになった鯉太郎くん。



    7㎏あるそうです。
    抱っこさせていただきましたが、その重量感はなかなかのものでしたー。
    息子猫は5.2キロのガチムチでしたけど、その子でさえ胡坐をかかないと収まらなかったのですが、
    鯉太郎くんは、胡坐からもはみ出し、頭を手で押さえてあげないと抱っこできないくらいでしたっ!

    当日、里親希望のお申し出があったそうなので、
    もう鯉太郎くんに会えないのかぁ、とちょっぴり残念なKurunでありました。

    肝心のダリですが、数件のご家庭からお申し出をいただいたとのことです。
    ダリを家族に迎えたいと思ってくださったこと、本当に嬉しいです。
    皆さん、とても素敵な方たちだと思いますが、
    保護猫にとって、そして里親様にとっても最善のご縁を結ぶことが大切です。

    保護主さんは今頃うーんうーんと頭を悩ませていることでしょう。。。


    とりあえず、ダリ、お疲れ様。。。





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