娘の小学校の入学にあわせて、夫の地元である愛知県に引っ越してきました。
最後の子猫を里親さんにお届けして、猫の預かりボランティアも一旦終了です。


ちょっと訳ありで我が家で預かっていたTNR現場からの保護猫のすあまは、うちの子にして一緒に愛知に連れてきました。


実は、私は預かりボランティアをするにあたって、心に決めていることがありました。

預かりっ子は自分の家の子にしない


ということです。

子猫や中猫は、里親さんも見つかりやすいです。
我が家で預かった子達も、長くても2ヶ月くらいしか滞在しませんでした。

大人猫さんになると事情はちょっと違います。
まして、人馴れがいまひとつな場合は中々里親さんは決まりません。

預かりっ子の最長期間は1年2ヶ月でした。
もううちの子と同じです。
それでも「預かり猫」なのです。




それでもすあまをうちの子にしたのには理由があります。

彼女はもともと保護されてから1年以上保護主さんの家にいました。
中々人馴れしなくて譲渡会に行ってもお声ひとつかかりません。
それどころか、捕まえるのにも一苦労するほど手こずる子でした。

我が家で預かったのも、東北地震の余震が都内でも続いている最中、猫がたくさんいる保護宅では、すあまを連れて避難するのは難しいからでした。

それから1年、我が家では快適に過ごしていたすあまです。
大人猫は、その子についての丁寧な説明がとても大事だと思います。
譲渡会で気になる子がいた場合、保護主さんからの説明やブログなどで猫の様子を知ると、気持ちも近づいてくることが多いです。

私が預かっていた猫達の保護主さんは、原発事故によって福島に取り残された猫たちの保護に携わっていたので、正直なところ人馴れしていない大人猫の里親さん探しはどうしても後回しになってしまいました。

福島からの保護猫がどんどん増えている時期でした。


引越しをするにあたって、預かり猫としてすあまを連れて行くわけにはいきません。
かといって、すあまの保護主宅は子猫も中猫も大人猫もいっぱいです。
返したとしても、きっとまたすあまは萎縮してしまうだろうと思いました。



そういう事情で、信念を曲げてすあまを我が家の家猫にしたのです。