光は体調不良もあって、すごくじっくり生活環境に馴染むという段階を踏んできました。保護部屋内のケージに数週間、放牧フリータイムを経て保護部屋で過ごすこと数週間。
保護部屋といっても娘の部屋なので、始終人の気配はします。というか、丸見え(^^;) 夜もすぐ横で人間が寝ている状態。
扉1枚隔てて、大人猫トム氏の気配も感じていました。そのせいか、初顔合わせのときはまったく威嚇も警戒もなく、「あ、こんにちは~」という感じ。
人の歩く音、扉を開ける音、家電の音。なんとなく遠くで聞いていた音が、フリーになって近くで聞こえても、慣れている音なので全然驚きませんでした。
耳をぺったんこにして、怯えた目で縮こまっていた子猫たち。それでも、猫じゃらしをケージの中でふりふりすると、真っ先に飛びついてきたのが光と明石でした。
怖いけど~、ちょっと面白そうだし~・・・
恐怖心に好奇心が勝った瞬間です。
子猫は好奇心が強いです。親猫はその好奇心を抑えて、警戒心を教えます。危ないことをするときつく叱って制御します。そうして外の世界で生きていく術を学んでいきます。
さて、家猫になったら?好奇心があるからどんどん環境の変化に対応していきます。最初は怖くてじっと身を潜めていても、危険がないと察すると今度はムクムクと探究心が出てきます。
きょろきょろ。。。
大丈夫かな、ここまで行けるかな?そろそろと動き出します。なんだか楽しそうなものを見つけると、怖い気持ちがどこかへ行ってしまいます。気が付くと近くまで寄ってくるようになって、触っても逃げなくなります。
撫でたり抱っこしたり、スキンシップもいいもんだな、と思った猫は、自分からスリンと寄ってきたり、膝に飛び乗ってくるようになります。
まぁ、これは理想です。すべての猫がこうなるという保障はありません。でも、子猫時代に人に対しての警戒心がなくなった猫は、たいてい家族に触られても平気になります。
うちのおばちゃん猫のように、子猫時代に人間とのふれあいがなく、まして警戒心のかたまりのような猫もいますけど(TT)
大人猫でも、時間はかかるけど環境に慣れます。環境というのは人間も含まれます。子猫はもっとずっと早いです。それはきっと、旺盛な好奇心のなせる業だと思います♪
光、トライアルスタートしました。
応援ありがとうございます♪
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