2016年11月、娘と犬猫の譲渡会(里親会)に行きました。
その時は、まだ里親になろうか、預かりを申し出ようか決めかねていました。

最初に行ったのは、とあるボランティアグループの里親会でした。
猫さんだけです。

子猫がまだ多く、大人猫は1割程度しかいませんでした。
知り合いの猫ボラさんが数年前から、

最近は寒くなっても子猫がたくさんいるのよねー

と言っているのを思い出しました。



一般的に季節による猫の繁殖期は2~4月上旬、6月~8月といわれています。

野良ちゃんの子猫が人の目に触れだすのは通常生後2ヶ月ほど経ってからなので、夏に生まれた子猫は10月くらいまでに保護されます。

それ以上の月例の場合、人に慣れていない子は時期をみてTNRの対象だと言っていました。
その地域の環境が劣悪であったり、危険があった場合には当然保護して里親募集をしていましたが。

ところが最近は11月も下旬、12月に入ってもまだ生後2ヶ月にも満たないチビ猫が保護されるようになったそうです。

そこの里親会では、娘がとても気に入った兄弟猫がいたのですが、懐きもよさそうだしすぐに里親さんが見つかるよ、と言って諦めさせました。

私自身、どうしても一歩が踏み出せなかったからです。



それでも翌々週、今度は別のボランティアグループの譲渡会に行きました。
なんとなく、足が向いたのです。

それがアニマルサポートわんわんわんさんの犬猫の譲渡会でした。


今思えば、娘が「どうしてもこの子を家族にしたい」と懇願したら、OKを出していたかもしれません。
もしかしたら、そう言ってくれるのを待っていたのかもしれません。

ずるいですね。


でも、会場にいる犬猫たち、ボランティアさんたち、里親になろうと足を運んでいるご家族たちを目の前にして、今の自分の精一杯をしたくなりました。

グループのボラさんの一人に声をかけました。

特に何か聞こうと考えていたわけではありません。
ところが、自然と「猫の預かりさんについて聞きたいのですが」と口をついて出ていました。





東京時代、保護猫たちの里親募集の記事を書いたり、多頭崩壊のそっくりな近親相姦猫たちを判別するのに写真とにらめっこしたり、譲渡会で預かり猫について説明したり、お届けしたり…。

一生懸命でした。
猫たちに、安心して暮らせるご家族に回り逢って欲しいという思いでボラさんのお手伝いをしていました。

預かり猫には情が移るので、お届けのときは毎回淋しくて泣いたりもしました。
でも、大切にしていただいているお便りが届くたび、よかったねー、と心から思いました。


娘に、

うちの子を迎えるにはまだママの気持ちがムリだけど預かりさんをしたいんだけどいい?

と聞きました。

いいよ。

娘はあっさりOKしてくれました。

どんなに可愛くても、自分の家の子にしたくなってもダメなんだよ?
それでもいいの?

と聞くと、

前もそうだったでしょ。
わかってるよ。

と頼もしい返事が返ってきました。