3月12日からステイしているアニサポ保護猫のトム君。
猫風邪のほうはネブライザー吸入によって鼻や気管支が楽になり食欲も盛り返し、ぐんぐん良くなっています。
ただ、保護時にすでに負っていた足の怪我が完治までもう少しかかりそうです。
足裏の怪我は、
両足の踵(かかと)付近がパックリと割れていて
それは痛々しいものでした。
しばらく塗り薬とエリザベスカラー、ケージ内での行動制限でケアしていました。
その後、我が家にやってきました。
我が家に来る直前の怪我の様子がこちら↓
両足の踵付近の楕円形に茶色く見えている部分は瘡蓋(かさぶた)です。
左足の方が分厚く、パッと見5mmはありそうでした。
ここ数日の様子を前預かりさんに聞くと、瘡蓋がポロポロはがれて
そこから出血するとのことでした。
我が家に来たときは、猫風邪がひどかったのでまずそちらのケアを優先しました。
まったく食べず、ぐったりしていたので。
その際、カラーははずしました。
鼻も通っていなくて息もゼーゼーヒューヒューで、
顔の向きを変えたくてもカラーが邪魔をして余計にしんどそうだったからです。
幸い(?)体力も気力も無くなっていたので、カラーをはずしても毛繕いをする元気もありませんでした。
その後の風邪が良くなる様子はこちら↓
猫風邪でハンスト中だったトム君、やっと自分で食べたよ
それからのトム君の回復の早さは目覚しいものでした。
もっぱら食欲の・・・。
体力の回復は喜ばしいのですが、足の怪我はケアし辛くなっていきました。
抵抗する力が倍増、3倍増になっていきます。
その日の夜、こんなことになっていました。
(3月15日)
右足の瘡蓋がめくれたほうは痛々しいですが、
踵部分は毛が生えるほど再生していました。
前預かりさんのケアと猫の治癒力の強さで快方に向かっています。
左足もうっすらと皮膚が見えていました。
でも、はがれそうな瘡蓋の半分以上はまだ皮膚ができておらず、
バリッとはがれたらけっこうな出血がありそうだな、と判断し、
プラプラしている部分をハサミでチョキっとしておきました。
右足は一応塗り薬(アイプクリーム)と保護で様子見です。
左足も瘡蓋が取れないように包帯を巻きました。
※薬を塗る前にしっかり消毒しました。
消毒薬は使いません。水道水でしっかり洗浄します。
消毒薬を使うと、化膿させる雑菌だけでなく、肌を再生するための細胞まで殺してしまうので治りが遅くなってしまいます。
ところが、ここからが大変だったのです。。。

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