アニサポに保護されたとき、ダリは猫風邪をこじらせて、 目と鼻がぐちょぐちょでした。

飲み薬と点眼薬でとりあえずくしゃみ鼻水が収まり、
目の状態もかなり良くなったので 先日のにゃんこの譲渡会に参加したのです。




猫風邪の治療は案外長引きます。

ダリの場合、最初の2~3日は下痢気味だったのですが、お腹の調子は比較的良くなるのが早かったです。
くしゃみと鼻水は投薬から10日ほどでだいぶ改善したのですが、 涙目、目やにといった目の状態に一番苦戦しました。

譲渡会ではお申し込みをいただいたので、先日ワクチン接種してきました。
3種混合です。

病院は車で10分ほどです。
案の定、行きの車中は「みゃーっ!みゃーっ!」と文句たらたらでした。

そして診察室ではいつものように超フレンドリーな対応。
健康チェックの時も大人しく、むしろあちこち触られて満更でもなさそうなダリでした。

ところが、ワクチンを打って帰路についたその車中、 ダリがうんともすんとも言いません。
あまりに大人しいので心配になって、キャリーの中を覗き込んでしまいました。

まさか病院に忘れてきた!?

と本気で思ったほどです。
いや、ちゃんといましたよ。。。

うーん、ワクチンの副反応で気分が悪いのだろうと思い、なるべく急いで家に帰りました。
キャリーバックの扉を開けると、のそのそと中から出てきました。
なんかいつもより元気がありません。
しゅんとしている感じです。

キャットタワーの個室にこもって丸くなって寝てしまいました。



ワクチンは病原体に対する免疫をを作るためにウィルスや細菌の毒性を弱めたり、無毒化して体内に入れます。
当然副反応が出る可能性もあります。

急性のショック状態になるアナフィラキシーショックを起こすこともありますし、接種後少しして下痢や嘔吐など体調不良になることもあります。
そのため、ワクチンを打つときは当日の猫の体調に関して注意深く観察して、事前の健康チェックもしっかりしてもらいましょう。

そして、接種はぜひ午前中に受けたいです。
その後容態が悪化した場合に診療ができるためです。
できれば、翌日も診療がある日がよいです。


ダリ君、夕方になっても丸くなったままでした。
食欲も無いようで、ごはんの催促もありません。
学校から帰宅した娘が心配して声をかけながら撫でてあげました。

ダリに怒られたっ!

娘が驚いた声で言いました。

いつもフレンドリーで抱っこしても撫で繰り回しても嫌なそぶりを見せたことの無い子が本気で怒ったというのです。
どうやら、注射を打ったところがとても痛いらしく、少しでもその箇所に触れると ガブッとお口で手を噛むのです。
といっても本気噛みではありませんよ。噛むフリです。

私が触っても同じ反応でした。

それ以外は、険しい顔をしてじっとうずくまっていたので吐き気があるのかと思ったのですが、実際に吐くわけでもなく、痙攣などもなかったので診療を受けるほどではないと判断し、注意して見ていることにしました。

夜になり、ようやくキッチンに来てごはんの催促がありました。
少し食べて、お水を飲み、今度はベッドに入って寝る体勢に。

この時になると、険しかった顔もだいぶ和らぎ、丸くなって縮こまっていた体もぐーんと伸ばしたりしていたのでほっと一安心でした。



痛みに強いと言われている猫、
それでもワクチン注射はとーーっても痛かったようです。


ちょっと豆知識。
ワクチンを打つ場所についてです。

以前はほとんどの獣医さんは背中や肩甲骨のあたりに打っていたと思います。
我が家の愛猫たちもそうでした。

ところが、今は後ろ足に打つことが多いです。

その理由は、猫の場合ワクチンの接種部位に線維肉腫という悪性のがんを発症するケースがあるためです。
発症してしまったらその部分を広範囲で切除する必要があります。
万が一のことを考えて接種場所を決めているわけです。

また、毎年同じ箇所に打つことによって腫瘍を誘発するリスクがあるので、接種箇所を記録しておくようにしましょう。


接種後、ダリのように元気が無くなったりといった副反応が出た場合でも、通常は24時間以内に収まります。
長引くようだったり、明らかに様子がおかしいときは速やかに受診することをおすすめします。


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